友人は女性建築家として活躍中である。結婚し、子どももいる彼女は女性あるいは主婦の視点から使いよい家、暮らしやすい家をコンセプトに自ら設計したり、新しく家を建てたり、リフォームしたい人の相談に乗っている。時々彼女の設計した家が雑誌に紹介されていることもある。最近は身障者の身内を介護した経験から高齢者や弱者にやさしい住まい造りにも積極的に関わっている。彼女と話していたときに経歴の話になった。
彼女は小さい頃から部屋の模様替えや家具を並べ替えたりすることが好きであった。自分で住みたい家の間取りを描いては楽しんでいた。それで建築に興味を持った。てっきり大学の建築家を卒業したのかと思っていたが、そうではなくて都内にある建築の専門学校で勉強したそうである。そこの建築設計科を卒業し、二級建築士の国家試験を受験し資格を取った。
建設会社に勤めて実務経験を積み、それからご主人のすすめもあって今度は一級建築士の国家試験に挑戦し合格した。一級建築士のほかにインテリアプランナー、宅地建物取引主任などの資格も取ったがんばり屋でもある。建築の専門学校では建築士の資格取得を目標に、専門性の高いカリキュラムが組まれ、一級建築士の資格を持った講師が教えている。授業は少人数制で個別指導、補習なども行なわれる。専門学校での二年間の勉強で二級建築士の資格を取得し、さらに4年間の実務経験をつめば、一級建築士受験の資格が得られることから、専門学校は一級建築士への最短のコースになっているという。